兵庫、徳島両県で16日夕から夜にかけて「飛行機が煙を上げて低空飛行している」との通報が相次ぎ、両県警は目撃現場に出動。近隣の県警や消防、各自治体も巻き込み、墜落を危惧し一時緊迫した。
警察庁や各県警によると、通報は数十件に上り、「自衛隊機」「米軍機」との目撃や未確認の「墜落」情報も飛び交った。
防衛省によると、該当する自衛隊機はなく、米軍のC130輸送機が、午後7時半ごろの着陸予定時刻から少し遅れ、山口県の岩国基地に着陸したという。トラブルの有無や目撃情報との関連は不明。
複数の目撃者によると、徳島県では吉野川市の吉野川沿いで午後5時半ごろ、飛行機が煙を出し、旋回しながら東に向かった。低空飛行で橋にかするくらいだったという。中には「竹やぶすれすれ」との情報もあった。
約20分後には、北へ約90キロの兵庫県たつの市でも低空飛行する飛行機の目撃が相次いだ。
兵庫、徳島両県警は鳥取、岡山、香川の各県警や、目撃現場周辺の自治体にも連絡、情報収集するなど対応に追われた。